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2007/05/17

ひどいよ

5月10日から運用された「赤ちゃんポスト」
さっそく問題にぶち当たったようです。

もともと僕もこのシステムには抵抗感がありました。
果たしてこれが良い救済策なのか?と。
親の養育放棄が肯定されてしまうのではないかと心配です。


今回、初めて預けられたのは”3歳の男の子”
普通はできないよ、そんなこと。
我が家ではかずくんがちょうど2歳半。
何だかダブって考えてしまい、僕はすごく怒りを感じてます。


子供を育てるのは親の義務なんじゃないの?
暖かく見守るのも地域の義務じゃないの?

その義務を守れない人を相手に、「困ったらどうぞ」なんて言うのは人助けではないと考えます。
「もっとしっかりしろよ!」、と叱ってやるべきなんじゃないかと思います。


いろんな境遇はあるにせよ、まずは頑張って、努力して、それでも困ったらアドバイスをもらって、そうして解決していかないと親は成長しないですよ。
僕も子供がいて初めて経験することや、教えられることがあります。
親も子供と一緒に成長するんです。
それを途中で諦めたら、その親子の成長が止まります。

3歳の子供なら物事がよく分かる時期ですから、親のことも自分のことも理解できるでしょう。
きっと心の傷になってしまいます。
かわいそうですよね。

もしかしたらその子はひどい親とずっといるよりはいい環境になるかも知れません。
それは誰にも分からないことです・・・

日本の福祉は充実しているように見えますが、日本の福祉の歴史は非常に浅いです。
戦後、他国を真似して作られた福祉制度は”相互扶助”の精神から生まれたものではなく、”作らなくてはならない規則”として生まれた気がします。

よく似た意味で”慈善”という言葉があります。
これは「困った人を助けること」には違いないですが、手を差し伸べるのは助ける側の一方向です。
”福祉”は助けられる側の努力も必要です。
フランスなどの近代化が早かった国は、慈善運動から始まり、市民が福祉社会を作ってきたのです。
そういう社会とは”質”が違いますよね。
日本はまだ”福祉社会”に到達していないと言えるでしょう。


だから、制度が整っていても、利用する人、提供する人の意識が違えば、まったく意味を成さないと思います。
もっと自分たちの意識を変えていかないと、こんな不幸なニュースはなくならないでしょう。


核家族やできちゃった婚など、若い未熟な人に子育ての責任が重荷となります。
それを支えられる社会になればいいなと思いました。
制度ではなく、人間の輪として。

僕も人と人のつながりを大事にしていきます。

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コメント

3歳の子を赤ちゃんポストに・・・このニュースには、私もものすごい怒りを感じました。
3歳といえば言葉もわかるし、コミュニケーションも取れる、親や知り合いもはっきりと認識できる(自分にだって3歳ころの記憶は残っています)。
かわいそうですが、この子が負った心の傷は一生癒えることがないでしょうね。
そもそも、赤ちゃんポスト制度には賛否がありますが、私はこんなものは絶対に反対です。
大病で子供を失いかけた親の極論なのかもしれませんが、私にはまるで理解ができません。
子供は自分の命に代えてでも守るべき存在で、たとえどんな理由があるにせよ、子供を捨てるなんて考えが起こること事態が信じられません。
子供の幸せを本当に考えてるなら、百歩譲っても、里親を探すのが親の務めですよね。

投稿: shino | 2007/05/20 03:14

このニュースはかなり衝撃的でしたね。
子供を預けた人を非難するより、日本の社会はそこまで落ちたか・・・とがっかりです。

このニュースを聞いた後に飲んでましたが、僕は相手に相当怒りをぶつけてしまいました。
申し訳ないことをしてしまいました。
普段はそんなことしませんが、それくらい怒っていましたね。

子育ては大変なこともおおいですが、お互いに頑張っていきましょう!

投稿: らっし→shinoさんへ | 2007/05/20 20:57

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